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リダクション(乳房縮小術)
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形の良いボリュームのあるバストは魅力的です。
しかしあまり大きすぎると様々な弊害が出てきます。
バストが垂れ、形が崩れてしまう、その他大きな胸を支えるために体幹に負担がかかり肩コリや腰痛などの運動器系の障害が出る場合があります。
またバストの下方部分と上腹部の皮膚が絶えず接触しているため、その部分の湿疹や汗疹に悩まされている方も少なくありません。

そのような場合には、バストのボリュームを減らすと同時にバストアップを行なって、形の良いバストに変身するリダクション(乳房縮小術)が良い適応になります。
“エーブ クリニック”では、傷跡が目立ちにくく、効果的で安全な方法で乳房縮小術を行なっています。

リダクション(乳房縮小術)の手術法
リダクション(乳房縮小術)の手術法
リダクション(乳房縮小術)
1
デザイン
乳輪・乳頭を何cm引き上げるか、皮膚をどのような形で切除するか、バストのどの部分のボリュームを減らしていくか、そのための皮膚切開線を座った状態でデザインをします。
矢印
2
皮下組織・脂肪組織・乳腺を切除
  1. 乳輪周囲を切開し、余剰の皮膚を切除いたします。
  2. 乳腺の下層を広範囲に剥離します。この剥離によって、乳房組織が上方に移動しやすくなります。
  3. ボリュームを減らす部分の皮下組織・脂肪組織・乳腺を適量切除いたします。
矢印
3
乳房を固定
  1. 乳房を吊り上げた状態で形状を確認して、適切な位置に固定いたします。
  2. 血腫(血液の溜まり)予防のため、ドレーン(血液排出の管)を留置いたします。
矢印
4
手術の終了
乳輪周囲の皮膚を縫縮して終了です。
矢印
手術のポイント
手術のポイント
手術時間 4時間程度
傷跡 乳輪周囲と乳輪下方に縦のキズ
入院 不要
通院 術後10~14日に抜糸
定期検診:1ヶ月後と3か月後
麻酔 (1)硬膜外麻酔+静脈麻酔または(2)全身麻酔
日常生活 手術後1ヵ月間は胸に強い刺激を与えないようにしてください。
  • 基本的にはマストペクシー(乳房吊り上げ術)と同様の手術手技になりますが、バストのボリュームを減らすために、皮下組織・脂肪組織・乳腺を切除する操作が加わります。
  • マストペクシーと比較した場合に、皮膚の切除量が多いために乳輪下にキズができること、出血が多いためにドレーン(血液排出の管)を入れること、手術時間が長くかかることなどが違いとして挙げられます。
  • リダクション(乳房縮小術)は、下がってしまった乳輪・乳頭を何cm引き上げるか、弛緩してしまった皮膚をどの程度切除するか、またバストのどの部分のボリュームを減少させるかを決定することが、重要なポイントになります。
    そのためデザイン(マーキング)は、座った状態で行ない、手術中も上半身を挙上して形状の確認をいたします。
手術に関して
手術に関して
施術時間 4時間程度で終了いたします。
傷跡 手術後のキズは、乳輪周囲と乳輪下方に縦のキズができます。
麻酔 リダクション(乳房縮小術)の麻酔は、(1)硬膜外麻酔+静脈麻酔、(2)全身麻酔のいずれかを選択して、無痛で安全な状態で手術を行ないます。
入院 必要ありません。
通院 手術の翌日にドレーン(血液を排出するための管)を抜去いたします。
抜糸は術後10~14日に行ないます。
その後は、術後1ヵ月と3ヵ月に定期検診を行ないます。
検診日以外でも、何か気になることや問題がある場合には、適時診察させていただきます。
入浴・
シャワー
当日からOKです。傷口を濡らさないようにしてください。
メイク 当日からOKです。
その他 手術後1ヵ月間は胸を強く押したり、圧迫したりしないようにしてください。
日焼け・強い紫外線に当たらないよう気を付けてください。
妊娠中のかたは、時期によっては手術を受けることができません。
当院のこだわり
当院のこだわり

その1 カウンセリングを重要視
リダクション(乳房縮小術)は、肥大した乳房を小さくして上方に吊り上げる手術になります。
ご状態によっては縮小の必要は無く、吊り上げだけで良いケースもあります。
そのような場合には、マストペクシー(乳房吊り上げ術)が手術適応になりますので、術前に的確な診断を行ない最適な手術法を選択する必要があります。
“エーブ クリニック”では、術前カウンセリングで手術適応を決定することをとても重要視しています。
手術前にご状態を診察させていただいて、正確な診断のもとに最適な術式を選択することが大切と考えています。

その2 効果的な手術方法
リダクション(乳房縮小術)により乳房組織は減少いたしますが、その分バストは下垂してしまいます。
バストアップを効果的に行なうためには、乳房組織(皮膚・皮下組織・脂肪組織・乳腺)を上方へ移動させるために、乳腺の下層を広範囲に剥離する必要があります。
剥離を乱暴に行なうと、出血・血腫・感染などの合併症を起こしますし、剥離範囲が狭いと乳房が移動されず、バストアップ効果がありません。
“エーブ クリニック”では、術後のキズを最小限にするために切開線のデザインを慎重に決定し、乳腺下層の剥離に注意を払うことによって、安全で効果的なリダクション(乳房縮小術)を行なっています。

その3 安心の無痛麻酔
“エーブ クリニック”では、麻酔科専門医の資格を持つ院長が責任を持って手術・麻酔を行ないます。
リダクション(乳房縮小術)は、乳房組織を切除して乳腺の下層を広範囲に剥離いたしますので、局所麻酔単独では完全に痛みを取ることはできません。
また手術時間が長いので、基本的には手術中は眠っていただいた方が楽ですし安全行なうことができます。
リダクション(乳房縮小術)の麻酔は、(1)硬膜外麻酔+静脈麻酔、(2)全身麻酔のいずれかを選択して、無痛で安全な状態で手術を行ないます。

よくある質問
よくある質問

Q:よく温泉に行くのですが、手術後どのくらいしてから、友人と温泉に行くことができますか?
A:手術から7~10日後に抜糸を行ないます。
入浴は抜糸後から可能ですが、ご友人との入浴は、1ヵ月程経過して創部が安定してからのほうが良いでしょう。
しかしこの時期では、まだ縫合部は赤味が強い状態です。
赤味が消失するのは、手術から3~6ヵ月後になります。

Q:以前からバストが大きく悩んでいましたが、乳輪も大きくて悩んでいます。同時に小さくすることはできますか?
A:はい、同時に行なうことができます。
バストのボリュームが大きいかたは、皮膚が伸展されるために、乳輪皮膚も弛緩して大きくなる傾向があります。
手術の前には移動した部分の乳輪径をデザインいたしますが、このときに術後の乳輪の大きさをある程度決めることができます。
ただし乳輪径をあまり小さくし過ぎると、乳頭への血流が悪くなり、合併症を起こす可能性が高くなるので注意が必要です。

Q:乳がん検診はいつ頃から行くことができますか?
A:手術後は、乳房組織(皮下組織・脂肪組織・乳腺・大胸筋・筋膜)が広範囲に炎症を起こします。
炎症や瘢痕により組織が硬化・肥厚しますので、触診あるいは超音波検査で診断することが難しい状態になることが考えられます。
乳がん検診に行かれるのは、炎症が安定する時期になってから、おおよそ手術後2~3ヵ月経過してからが良いでしょう。

料金
料金
手術名 金額(税込)
リダクション(乳房縮小術) 1,155,000円
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